一眼レフカメラで鉄道写真撮影を始めたのは2008年の頃です。
2008年の終盤はシャッタースピードとか絞りとかを覚え始めた頃で、家の近くを走る東海
道線の列車をやみくもに撮影していた頃だと思います。
この頃は「EOS Kiss Digital X」を使用していて手振れ補正機能も付いていない機種だった
ので、手振れしないようになるべく三脚を使用して撮影していました。
しました。そんな状況だったので私も朝早くに起きて撮影をしに行きました。
富士はやぶさ号は数か月後に廃止を控えていたので、どこの撮影地も12月に入ると混んで
いました。12月15日も近所を走る東海道線沿線にも撮影者が早朝から集まると予想し、朝早
くに富士はやぶさ号と富士山がコラボレーション出来る場所に陣取りました。
2008/12/15 8:23
8:30を過ぎると、この場所にも多くの人が集まってきました。
この日は晴れ模様で空気も澄んでいたので富士山がクッキリ見えた日でした。
富士はやぶさ号の通過予定時刻である9時に近づいてくると緊張も高まり気温が6℃だった
にも関わらず手に汗をかいていました。
今でもこの時ほどシャッターを押す指が緊張で震えていた時はありません。
この時は失敗したくない気持ちが相当強かった事を思い出しました。
2008/12/15 9:09
富士のヘッドマークと背景にある富士山のコラボレーションを捉えることが出来たので
今でもこの写真はお気に入りです。
2008年に鉄道撮影を始めた頃から5年が経過しました。これからも画像から何か伝わる
ような鉄道撮影が出来るように精進していきたいと思います。
