ムン太のブログ

猫、鉄道

台湾鉄道撮影 宜蘭線 三貂嶺-牡丹 撮影地ガイド(3)

次の列車が来るまでに1時間以上あったので、”(2)”の撮影場所から牡丹駅方面に歩き
撮影できそうな場所を探しました。
地元の人が駅への近道として使っている道を歩いて行くと、線路に出る道があったので
そこで撮影することにしました。
 
この場所からは駅の月台(ホーム)が見えます。台北方面からやって来る列車の撮影をす
るとS字カーブをくねってくる列車が撮影できそうなのでここに腰を据えることにしました。
宜蘭や花蓮方面から来る列車の撮影もできますが長い直線なので正面しか撮影できません。故に台北方面から来る列車の撮影だけに絞りました。
澄んだ空気と静かな山間に囲まれたこの場所からは坂を登ってくる機関車のファンブロア
の音と柴油列車(ディーゼル列車)のエンジン音が遠くから聞こえてきます。
宜蘭や花蓮方面から来る貨物列車は登り坂になるので後補機に電機機関車または柴油機
関車を従えてプッシュプル方式でゆっくり走ってきます。
宜蘭線は豊富な種類の列車が走る区間なので何時間いても飽きがきません。
 
2013/5/18 11:25
218次 自強號 太魯閣號 TEMU1000型 8両編成 台湾鐡路管理局 宜蘭線 三貂嶺-牡丹
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2013/5/18 12:04
???次 貨物列車 E400型機関車+セメント輸送貨車 台湾鐡路管理局 宜蘭線 三貂嶺-牡丹
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遠くの方を見ると線路を横切っている動くものがいます。望遠レンズで見ると白と茶色の猫
ちゃんが歩いています。何度も後ろを振り返り線路を渡りきります。
家にでも帰るのかな? 気をつけてねー!
 
2013/5/18 12:52
224次 自強號 DR3000型 柴油車 9両編成 台湾鐡路管理局 宜蘭線 三貂嶺-牡丹
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2013/5/18 13:07
684次 復興號(フーシンハオ) E400型機関車 + 客車9両 台湾鐡路管理局 宜蘭線 三貂嶺-牡丹
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復興號は宜蘭線では金曜から日曜日の週3日間しか走りません。しかも1日往復のみです。
JRで言う快速列車扱いで乗車券のみで乗車できます。全車指定席ですが、満席の場合は
空いている席に座ることができます。ちょっと古い車両でドアも手動ですが、リクライニング
シートですのでかなり乗り得感のある列車です。
しかも、この684次の復興號は台北の隣の松山駅から花蓮駅までを2時間26分無停車で
走行します。さらに不思議なのは特別料金不要の快速列車であるにもかかわらず、先行して
いる有料特急列車自強號を途中駅で追い抜いてしまうのです。
うーん。お得だ。
 
2013/5/18 13:13
???次 貨物列車 E300型機関車+セメント輸送貨車 台湾鐡路管理局 宜蘭線 三貂嶺-牡丹
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貨物列車が走り去った後、線路の方を見るとまた線路を何かが横切っています。
良く見るとさっきの猫ちゃんです。先程、線路を横切った後に私のいる場所を通り越し
先程とは反対側の線路を横切って渡っていきました。
うーん、先程は散歩の途中で今度は家に帰るのかな?
そんな光景をほのぼの眺めているだけでも癒されます。
 
2013/5/18 13:39
226次 新自強號 普悠瑪號 TEMU2000型 8両編成 台湾鐡路管理局 宜蘭線 三貂嶺-牡丹
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今年2月にデビューした新自強號の普悠瑪號(プヨマハオ)です。
日本の愛知県にある日本車両製造社で製造され、名古屋港から台湾の基隆港まで船で運
ばれてきます。TEMU1000型振り子式列車と違い、こちらは台車の空気バネを利用する車体
傾斜制御装置にて最大2度まで車両を傾斜させることができるそうです。
最高速度140Km/hとは驚きです。
 
普悠瑪號の撮影を終えて牡丹駅に向かいます。牡丹駅で帰りの列車を待っている間に復興
號(フーシンハオ)がやってきました。
 
復興號と牡丹駅の駅票
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牡丹駅近辺はまた撮影に来ようと思います。次は快晴の青空の下で撮影したいものです。