ムン太のブログ

猫、鉄道

台湾鉄道撮影 西部幹線 北新竹-竹北(1)

今年の8月も今日で最後。今年の夏はほとんど台湾で過ごした
のだが、日本の夏とあまり変わりない暑さだったなーと思いました。
 
そんな8月31日は台風15号の影響で朝から大雨。台湾北部の新竹市
は総雨量がそんなに多くないが、南部の嘉義(ジャーイー)や台南、
高雄(ガオション)地区は大雨が降り続き多くの家が水に浸かるほどの
大洪水に見舞われています。
 
台湾鉄路管理局(通称:台鉄)もその影響を受けて、本日午前7時半に台湾
の一番南端を走る南廻線(ナイホェイシェン)の枋山-枋野の間の山間
部で線路に土砂が流入し、302次自強號が土砂に乗り
上げてトンネル内で脱線し、現在も賢明な復旧活動が続いているようです。
台風15号が過ぎ去った後も雨は降り続き、大きな災害の発生が続いています。
 
話は変わり、こちら新竹市も昨日の夜から雨が降り続いています。
先週は撮影に行っていないので、今週は雨が降っても撮影をしたかったので、
雨が小雨になった午後から近所に撮影に行きました。
 
雨が降り続いていましたが、優等列車だけはほぼ時間通りに走っていました。
 
2013/8/31 15:34
514次 莒光號 E200形機関車 + 客車8両 台湾鉄路管理局 西部幹線 北新竹-竹北
イメージ 1
愛知県にある日本車輛で製造された新型通勤電車EMU800形が新豐駅(シンフォン)に隣接する
台灣車輛公司の引き込み線に留置されていました。
このEMU800形は来年の2月から運行を開始するとの報道がされています。
このEMU800が登場すると、客車列車である莒光號や復興號は淘汰されていくようです。
日本では客車列車がほとんど走っていませんが、台湾ではまだまだ多く走っています。
運行の効率化を考えると客車列車は機関車の取り回しや運転手の育成、メンテナンスなどで
経費がかさむので、この台湾にも効率化の波が押し寄せていることが感じられます。
走っているうちに沢山乗り、沢山撮影していきたいと思います。
 
2013/8/31 15:45
112次 自強號 EMU1200 9両 台湾鉄路管理局 西部幹線 北新竹-竹北
イメージ 2
「赤いシマウマ」というニックネームのEMU1200形。吊り掛け駆動方式のEMU200形
を扉の自動化、吊り掛け駆動方式にチョッパ制御を追加して誕生しました。さらに前面非貫通化の大改造
を経て2003年から運行しています。最初見た時は斬新なカラーリングに驚きました。
 
この後、ちょっとこの場を離れ他に撮影地がないかと1時間ほど近辺を散策しました。
線路沿いは田んぼと草むらだらけなのでどこでも安全に撮影できることを確認して
また元の場所に戻りました。
線路に柵がないと撮影の自由度が上がるので助かります。
 
2013/8/31 16:39
174次 自強號 E1000PP 14両 台湾鉄路管理局 西部幹線 北新竹-竹北
イメージ 3
プッシュプル電車のE1000型は先頭車両と最後尾車両だけが動力車(VVVFインバーター制御方式)で
中間の12両はステンレスの客車です。動力車は南アフリカ製で客車は韓国製という組み合わせです。
ニックネームは「猪車」だそうです。前面のタイフォン部分が豚の鼻に似ていることからこの名前が
付いたとのことです。台湾の車両はニックネームが付いているので面白いです。他にもドラえもん
スネ夫号」とかもあります。。。。
 
「台湾鉄道撮影 西部幹線 北新竹-竹北(2)」編へ続く