ムン太のブログ

猫、鉄道

台湾鉄道撮影 乗車記 太魯閣號(タイルークー号)

台北から普悠瑪號に乗って宜蘭駅(イーラン)まで来て、滞在時間20分で台北に戻ります。
台北への帰りも振り子式電車の太魯閣號(タイルークー号)に乗ります。
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プヨマ号の車票と同じく、白抜きで「太魯閣」と書いてあります。
他の自強號は何も書いていません。
 
TEMU1000形 太魯閣號は定刻で宜蘭駅に到着しました。
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さっそく乗車することにします。車体の下部の裾が絞られている形状の
ため、ドア開閉時にドア下からステップが伸びてきます。
台湾鉄道管理局はホームの高さが低いため、ホームと列車内に段差が生じます。
これからのバリアフリー社会を考えるとこの段差をなくさなければならないと思います。
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先頭車両の運転席後部付近です。運転席はカーテンが下されているので前面
展望はできません。
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客室内に入ります。手前左側は乗務員用の部屋で右側は車椅子用のスペースがあります。
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座席シートは革張り仕様で柔らかく、長距離移動での疲労軽減が計られています。
個人的には普悠瑪號のスウェードシートよりこちらの方が好みです
 
指定された座席に座るとすぐに車内販売がきました。時刻は午前11時半です。
お昼ご飯時なので駅弁を購入します。そういえば朝ご飯も食べてなかったな。。。。
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「台鉄弁当 花蓮駅車内販売専用」と書いてあります。
太魯閣號がデザインされている洒落た紙でできた弁当箱です。
中身が何なのか一切書いて無いのが台湾らしいです。
80元(260円相当)とお安く気軽に購入できます。会社で毎日頼んでいる
宅配弁当は大体50~60元なので価格はあまり変わりません。
味も変わらなかったらショックです。早速空けてみます。イメージ 10
豚肉と魚のフライが中心の弁当でした。中身は、豚のスペアリブとキスのフライ、
煮卵、基隆天婦羅(さつま揚げ)、煮野菜、ハムで構成されています。
食べてみると白米が美味しいく豚のスペアリブも柔らかくてジューシー、魚のフライも
あっさりして美味しくて箸が進みます。
会社の宅配弁当とは質が違います。うーん、弁当の構成は似ているのにここまで
味が違うのはなんでだろうか?米の質は段違いなのは素人でもわかるけど。。。。
という事を考えながら移りゆく太平洋を横目に見ながら弁当を食べていると幸せな
気分になります。隣の台湾人の女性にお弁当美味しそうですねと話かけられたの
で、是非買って食べた方が良いですとアドバイスをしておきました。
 
天候はさらに悪化し、雨はさらに強くなり、線路に水がどんどん溜まっている様子が
見えてきます。本当は帰りは猫がたくさんいる駅で有名な「侯硐駅(ホウトン)」に
寄るつもりでしたが暴風雨のためあえなく断念しました。今日は猫ちゃんも濡れない
場所に隠れていると思うのでまたの機会に行くことにします。
 
台北に近づきデッキに移動すると小鳥の鳴き声がしてきました。聞き間違いかな
と思いましたがまた鳴き声がします。
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見慣れない段ボールがデッキの電話エリアにおいてあります。段ボールを覗きこんでみました。
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可愛いアヒルの赤ちゃんがいました。乗客のどなたかが連れて帰っている途中のようです。
餌が無くてお腹が空いているようなのでピーピー鳴いていました。
可愛かったのでちょっとだけ頭をなでちゃいました。
「無事に家に帰れると良いね!」
ムンちゃん元気かなぁ~と思い出すと少しさびしくなりました。
 
台北に到着すると隣のホームに普悠瑪號が停車していました。
赤い目が印象的です。
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台北の外を散策しようとしましたが雨はさらに強くなっていたので台北駅構内を散策する
ことにしました。台鉄の台北駅は新幹線の高鉄と地下鉄のMRTが接続している大きな
駅です。駅構内にたくさんのお土産屋と飲食店が軒を連ねており、どこもかしこも行列です。
階段付近で台湾のセブンイレブンのマスコットキャラクターである「OPEN小將(オープンちゃん)」
のポスターが貼ってありました。台湾各地の観光地を紹介していました。
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この小さいキャラクターは良く見かけるのですが名前がわからない。。。。
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気になる方は↓を参照してください。
 
台北駅散策」編に続く