ムン太のブログ

猫、鉄道

台湾鉄道撮影 乗車記 普悠瑪號(プヨマ号)

9月初日の台湾全土の天気は雨でした。南部だけではなく北部の新竹市
朝から雨が降っていました。今日は撮影を諦め、乗り鉄をしに行こうと決め、
8時に新竹を出発しました。台北方面の列車が軒並み遅延でいつになったら
来るかわからないので、バスで台北まで向かいました。
自強號が178元でバスは130元で行けるのでバスはお得です。バスに乗ってすぐに
睡魔に襲われ、台北駅に着くまで寝てました。
とりあえず台北駅の車票発売口に向かい、時刻表を見ます。
丁度、10分後に花蓮行の自強號である普悠瑪號(プユマ号)が来るので
窓側を指定して車票を購入しました。窓側が空いているなんてラッキー
でした。
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台北の次は隣駅の松山駅に停車し、その次の停車駅は宜蘭駅(イーラン)だったので宜蘭駅
まで購入しました。
列車は4分遅れの9:54に出発しました。凄く静かな車両で揺れも少なく快適な乗り
心地が味わえます。
 
車内の画像です。ヘッドレストが動くので頭の位置が固定できる仕組みです。JR東日本
E5系と同じような座席でした。
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先頭車両の運転席後ろ側のドア付近です。バリアフリーのトイレがあります。
運転席の後ろに行くと薄いカーテンで仕切られていますが、前面展望が楽しめます。
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車内はイメージカラーである「赤」と「白」で統一されています。
 
車内配置図のシールが貼ってありました。JR東日本成田エクスプレスのように
大型の荷物を置くスペース(大件行李間)が確保されています。これは旅行者には便利です。
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八堵(パードゥ)から宜蘭線に入り、山間部を制御式振り子を活かして車体を傾かせながら
カーブを高速で通過します。揺れも少ないので乗り心地は快適です。
私が座っていた座席の下は台車だったので、カーブに差し掛かる前に空気バネの
エアを抜いて車体角度を調整している音が良く聞こえました。同じ振り子式列車
の太魯閣號(タイルークー号)の自然振り子式とは大分乗り心地が違います。
 
福隆駅を過ぎた所で台湾東海岸の海沿いを走行します。雨と風が吹き荒れて
いましたが、海は穏やかでした。漁船が漁をしていました。
晴れたら海岸線沿いは美しい青い海で埋め尽くされていると思うので、東部幹線の
乗車の際は花蓮方面に向かって左側の窓際の席をお勧めします。
 
そんなこんなしているうちに台北から1時間と10分で宜蘭駅に到着しました。
11:12に到着しました。
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TEMU2000形の普悠瑪號(プユマ号)は終点の花蓮駅を目指して宜蘭駅を出発しました。
 
さよならー プユマ号~ また会いましょう~
宜蘭駅構内にはちょっとした機関区があるようです。構内にはセメント貨車が留置されています。
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目的も無しに宜蘭駅に来ましたが、とりあえず駅前に出てみる事にします。
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宜蘭県の県庁所在地があるはずの駅だが、閑散としています。
うーん、雨だから人があまりいないのか?観光地が少ないせいか?
 
駅にある掲示板にある観光マップを眺めました。サイクリングをする方には良い場所に
思えます。あと夜市があるので夜は小吃が楽しめるようです。ここから少し南の方に
行った所にある羅東(ロートン)の方が町としては規模が大きいようです。
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駅舎を撮影します。煉瓦造りで綺麗な外観です。
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とりあえず駅舎内に戻り、帰りの列車を検索することにしました。乗り鉄目的でここまで来たので、
帰りも変わった列車に乗りたいなと思っていたら振り子式電車である太魯閣號(タイルークー号)が
10分後に来ることがわかり、すぐに窓口で窓際の席を予約しました。
また窓際がとれてラッキーでした。ホームで列車を待っていると花蓮方面行の柴油(気動車)の自強號
がホームに入ってきました。
気動車の12両編成は迫力があります。
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ジャンパー線が目立ちます。
この後、1分後に台北方面行きの太魯閣號が入線してきました。
 
「台湾鉄道管理局 乗車記 太魯閣號(タイルークー号)」編に続く・・・