ムン太のブログ

猫、鉄道

鉄道撮影 青森駅 あけぼの バルブ撮影、あけぼの乗車記

「青森鉄道撮影 青森駅 あけぼの号 バルブ撮影」編の続きです。
 
2013/11/27 18:12 寝台特急あけぼの号 青森駅構内
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本日は金帯の車両でした。機関車との連結部の客車ドアにはあけぼの号の絵幕がありました。
この絵幕が見れるのもあと僅かだと思うと切ない気持ちになります。
 
2013/11/28 18:13
3836D 快速列車「深浦」 キハ40系気動車 2両 青森駅構内
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撮影の後に急いであけぼの号の6号車に乗りこみました。
6号車は「ソロ」という一人用B寝台個室が上下二階層になっております。上段も下段も
寝台料金は6,300円と同金額になっています。
 
まずは親父殿の寝床になる下段から撮影しました。下段室は車両内通路の床面と
同じ高さになっていています。しかしながら天井が低いため、背の高い方は室内で
立って着替えをするのには苦労しそうです。でも、上段室に比べて窓が大きく解放感が
あるので、乗車する際は下段をお勧めします。
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JRマークの入った浴衣とスリッパが用意されています。ゴロンとシート車には浴衣を含んだ
寝具等は用意されておりません。寝台料金不要で500円の指定席券だけで乗車できるので
お買い得な指定席だと思います。
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下段室の右奥には暖房用の温風通風孔があります。外は-2℃ですが、ここから出てくる
温風は暖かく、暖房のスイッチを入れるとすぐに室内はあったまります。
左上には上段室に入るための階段が張り出しています。この階段の部分に車内放送の
スピーカーがあるので、突然車掌さんからの放送があると結構ビックリします。
 
続いて私が今夜お世話になる上段室です。階段を上ると上段室が見えてきます。
側面から天井面にかけて湾曲しているので圧迫感がありますが、ベットに寝転んで部屋の
照明を消すと夜空に輝く星を眺めることができます。
走行中移りゆく車窓から見える街の明かりもなんだか特別な明かりに見えてきて心が満た
されました。寝台列車が少なくなってくるというのはやはり残念でしかたがないです。
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上段室は自分でベットをセットします。ベットをセットしたままだとドアを開放するのに少し
支障があります。
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次回乗る機会があるなら、ソロなら下段室を選ぼうと思います。または解放寝台も良いかも
しれません。そんなこんなで下段の親父殿の部屋で駅弁を食べて晩酌していたら秋田に
到着していました。秋田からもたくさんの方々が乗車してきました。
 
B寝台 解放2段寝台です。 ゴロンとシート車なので寝具およびスリッパはありません。
でも、これで乗車券と特急券の他に500円払えば寝ながら移動できるのでこれ以上の
お買い得列車は無いと思います。1号車はレディースゴロンとシート車という女性専用車
両なので女性の方も安心して乗車することができます。
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今日は朝から寒い中で撮影してきた疲れが出てきたので、ちょっと早いのですが22時半
には部屋の明かりを消して就寝しました。列車の心地よい揺れと線路のつなぎ目を車輪
が通過する時の音を子守唄代わりにして深い眠りにつきました。
 
朝の6時過ぎにおはよう放送が入りました。大宮まで20分で到着するので降車予定の
方は準備くださいとのアナウンスの後に洗面台に多くの人たちが顔を洗いに集まって
きました。この放送で起こされるまで7時間もぐっすり熟睡してしまいました。
もっと寝台を堪能すれば良かったとちょっと後悔しました。
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青森鉄道撮影記はこれにて終了です。長い文章でしたが最後まで読んでくださった方、
ありがとうございました。