ムン太のブログ

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台湾 撮影地ガイド 東部幹線 宜蘭線 三貂嶺-牡丹

台湾北東部の東部幹線(宜蘭線)の三貂嶺駅近辺の撮影地を紹介します。
 
三貂嶺駅は秘境駅として有名で、駅舎には車でアクセスができません。
なぜかと言うと、駅舎に唯一接続している道は歩道しかないからです。
山と川に挟まれた渓谷にある駅なので駅を訪れる人の多くはハイキングや
サイクリング目的の人達です。
 
ここは台北駅から区間車で1時間30分ほどとアクセスが良く、なおかつ駅から歩いて
数分のところに撮影地があるので、列車の撮影に訪れる人が多いようです。
 
撮影場所:東部幹線 宜蘭線 牡丹-三貂嶺
トンネルをでて直ぐのところにある大きな川の橋梁を渡ってくる列車をアウトカーブで撮影できます。
順光時間はありませんが曇りの日や夕方からが撮影に適しています。
・住所:新北市瑞芳区碩仁里
・撮影日時:2013/8/17  16:28
・最寄駅から撮影地までの移動時間:徒歩3分
・アクセス:三貂嶺駅の改札口出て歩道を歩いていくと、宜蘭線と平渓線の分岐点に地下道が
 あります。その地下道をくぐって外に出たところが撮影地です。
・駅名発音:牡丹-三貂嶺 [ムーダン - サンテャオリン]
イメージ 1
EMU500形電車です。年間を通じて雨の多い地区なので撮影に来る際には天気予報を
確認することをお勧めします。場所は山間にあるので雨が降ると大雨になることが多々
あり、注意が必要です。コンビニを含む商店等は山を越えないとないので、事前
に飲食物を買ってきた方が良いです。
 
・撮影日時:2013/8/17  17:04
イメージ 2
TEMU2000形 制御振り子式です。最大傾斜角が2°なので振り子電車の傾きは
そんなに強調されません。左端に写っているおじさんのファッションと普悠瑪號(プユマハオ)
のカラーリングが偶然マッチしています。この地元在住らしきおじさんの立っている場所は
列車の橋梁の中間部です。柵は無いのですが地元の人が駅に向かう時に使用します。
おじさんは橋の下でアユ釣りをしている釣り人を一生懸命眺めていました。
 
・撮影日時:2013/8/17  17:40
※2016年現在はこの場所に柵が出来てしまったため撮影できません。
イメージ 3
石材運搬用貨物列車です。ディーゼル機関車が重貨物を引いて山を登ってくる時には
山向こうからエンジンの轟音が聞こえてきます。
 
この写真は前述の地下道の出入口から撮影しています。写真には写っていませんが
出入口には柵があり、柵の外側(もちろん線路から遠い方向)から撮影しています。
柵の無い場所での撮影は運転士に警戒され、尚且つ列車運行の妨げになりますので
控えるようにして下さい。現地に住んでいる台湾人の撮影者もマナーを守って撮影して
おります。
 
撮影ポイント説明
イメージ 4